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家族サポートの会・福山

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taeneeの本棚・2

ゴールデンウィークも終わり、初夏にふさわしい陽気が続いています。黄砂には悩まされますが、新緑の薄緑色の山々を眺めると、近年見え辛くなってきている目も心も癒されます。

さて、勝手に書き散らしている感がぬぐえない、taeneeの読書感想文第2弾にもよかったらお付き合い下さい。

かねてより福井先生が、ミニ講座やサポート会の時に話題にされる゛森田ゆり”さんの本を読みました。

「しつけと体罰」森田ゆり:著 童話館出版

題名の重々しさに、かなり覚悟を決めて読み始めたのですが、副題に「子どもの内なる力を育てる道すじ」とあるように、自立のためのしつけの話や、子どもとの良い関係をつくる方法、体罰に代わるしつけの方法…などわかりやすく、なおかつ親の側にたった考えに基づいた優しい語り口に、正直意表をつかれました。
もちろん、『体罰はいかなる理由があれど許されない。』という強いメッセージが根底に流れているのですが、大元にあるものは、『人はあるがままで、すでに尊い』という自尊の上に成り立つエンパワメント(生きる力)の重要性。
外的コントロールを排除し、内的コントロールを育てる子育ての大切さをあらためて感じました。

そして、個人的には、「体罰と戦争」の章も深く考えさせられました。
これは、今起きている普天間移設問題にもつながる、日本人がちゃんと向き合わなければいけない課題だと思えてなりません。

話が少しそれましたが、森田ゆりさんの本、虐待にのみならず、子育て全般に役立つ本として、我が家の本棚に加えたいと思います。
図書館にもあります。
よかったら読んでみて下さい。


ところで、福山市のキーワードモデル事業。
プレゼンの結果はゴールデンウィーク明け…との事でしたが、いまだ通知は来ません。
来週あたりかな〜と勝手に決めてますが、しかし、待つ…というのは、しんどい作業ですな。
まっ、といっても普段は忘れてるんですけどね。
きっと受かってるよね。そうよね。信じたい・・・。
(だんだん発表を待つまな板の上の受験生になってきてる~。)
by kazokusaport | 2010-05-08 12:24 | 読書感想文

~サポートの会あれこれ~


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