2009年 11月 14日
ミニ講座 春日
こんにちは。
家族サポートの会・福山スタッフのムーミンです
11月13日(金)の「ミニ講座・しつけについて」の報告です
参加人数:おとな13名 お子さん5名
まず、お子様連れのお母さんに、しつけについて困っていることを聞きました。
・上の子が言うことを聞かない
・やって良い事と悪いことを教えたい
などが出ました。
なぜ子どもは親を困らせる問題行動をおこすのでしょう。
問題行動を起こす子どもは、親からの愛情が伝わっていないことが多い
では、どうやればうまく愛情を伝えられるのでしょう
問題を起こす子どもとお母さん2人きりで、何か楽しい事をしたら良い。
皮膚接触が一番有効で、2人きりでお風呂へ入る事は最も効果的。
また、問題行動をするという事は、何かを訴えているので、瞬間的に問題行動を止めるのではなく、
まず、その行動を止めるべきかどうかを観察し、どうして問題行動をするのか理由を聞くことが大切。
理由も聞かず、話もせずむやみやたらに叱らない。
子どもの問題行動を瞬間的に止め、一方的に叱る行きすぎたしつけは、子どもを思ってのしつけではなく「子どもを静かにさせなくちゃ、周りの人からなんて思われるかわからない」など、お父さん、お母さんが抱える不安や恐怖からくるもの。
親が、自分の不安や恐怖を少なくするために子どもに対し、細かくうるさく言ったり行動を抑止したりすると子どもはのびのび出来ない。
子どもがのびのび育つには、親がうるさく言わないことが一番!
その他、体罰としつけの違いについての話もありました。
虐待している親の9割は「虐待ではなくしつけだ」と言います。
問題行動の理由も聞かず、親自身の不安やイライラのため叩いてしまう、子どもからしたら「なぜ叩かれたのかわからない」という叩かれ方は、しつけではない。
そんな叩かれ方をすると、精神的に傷が必ず残る。
その傷は将来その子の不安や恐怖の根っことなり、何かあるたびにフラッシュバックするようになる。
しつけと体罰は違う。
しつけ・・・・あえてしつけはしなくていいもの。
それよりも、親子の愛着関係が最も大切。
しっかり抱っこしてあげて、いちいちうるさく言わないことが大切。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
毎月この講座が行われた日時で「家族サポートの会」を開催しています。
また、ぜひいらしてください
by kazokusaport
| 2009-11-14 14:21
| ミニ講座